歯磨き粉の選び方3つのポイント

歯磨き粉の選び方

どんな歯磨き粉を使っていますか?

こんにちは。
歯科衛生士の田中です。
歯磨きをする際、多くの方が歯磨き粉をつけて磨いていると思いますが、どのようにして歯磨き粉を選んでいますか?
”虫歯予防” ”歯周病予防” などたくさん種類があって悩みますよね。
今回はどんな歯磨き粉があるのか、どれを使ったらいいのかをお伝えしたいと思います★
1.虫歯予防普段きちんと磨いていても虫歯になりやすい方は「フッ素」入りの歯磨き粉をオススメします。
フッ素は歯を強くし、虫歯菌の働きを抑制することができます。
しっかり磨いていても食いしばりによって虫歯になることもありますし、唾液の量や性質によっても虫歯リスクが変わってきます。
なので虫歯になりやすい方はフッ素濃度が高いものを使用してみてください。
・15歳以上→950ppm〜1500ppm・6〜14歳→950ppm以下
2.歯周病予防歯周病は目では分かりにくく、多くの場合が痛みなく進行していく怖い病気です。
思春期や妊娠によってホルモンバランスが崩れ歯肉炎を起こしたり、全身疾患と歯周病も大きく関係しています。
また、今の季節花粉症で鼻がつまり口呼吸されてる方も多いと思います。
口呼吸は細菌が繁殖しやすい状態を作ってしまいます。
なので前歯の歯茎だけが赤く腫れている方をよく見かけます。
そういう時には早めに歯周病予防の成分が入った歯磨き粉を使ってみてください★
・抗炎症作用→グリチルリチン酸
・出血を抑える→トラネキサム酸 
など歯周病予防に特化した歯磨き粉には上記の成分が入っています。
口臭が気になる方や歯医者さんで歯石がつきやすいと言われたことがある方は歯周病予防の歯磨き粉を使用してみてください。
3.ホワイトニング効果歯の着色や黃ばみが気になる方は美白歯磨剤をおすすめします!
歯の表面は目に見えない凹凸があり、そこに着色成分が入り込み、歯が黄ばんで見えます。
歯の本来の色が濃い(黄色い)方は医療機関でのホワイトニングを推奨しますが、歯の表面の着色は歯磨き粉で取れることもあります。
・リナメル→歯の表面の凹凸や傷を埋めてコーティングする
・スーパースマイル→カルシウムで歯を強化しながら、歯を強化しながら黄ばみから守る
これは私のおすすめする美白歯磨剤です。
歯磨き粉はたくさんありますが、いろいろな味・効果を試すのも楽しいですよね!
当院でも一部お取り扱いしておりますので、お気軽にお申し付け下さい★