1つでも当てはまっていたら要注意!口臭の原因となる6つのポイントとは?
口が臭ってませんか?
清潔感がより重要視されるようになった現代では、「ニオイ」も同様に気を付けるべきものとなっています。
実際にニオイに関するハラスメントである「スメルハラスメント」という言葉の認知度も高くなってきています。
しかし、口臭の原因は1つだけではなく、様々な要因によってニオイが強まってしまいものです。
それらすべての原因をしっかりと理解した上で、日々対策を実践していくことが口臭予防を実現するには必要不可欠なのです。
この記事では、そんな「口臭の原因となる6つのポイント」について解説していきたいと思います。
口臭の原因だと考えられる6つのポイント
口臭の原因として考えられるのは、主に6つ考えられます。
それでは、さっそく口臭の原因だと考えられているポイントについて具体的に挙げていきましょう。
①飲食物による原因
我々人間は、飲食をすることで生命維持に必要な栄養を摂取しているので、様々な食材を咀嚼します。
そんな数ある食材の中には、口臭の原因となってしまう物も多かったりします。
・ニンニク
・肉類
・納豆
・コーヒー
・乳製品
・ネギ類、
・アルコール
これらの飲食物は、口臭を強めてしまう作用があるのです。
②生理的な原因
朝起きたばかりの時、「自分の口が臭いかも」と感じたことがある人は多いかと思います。
これは決して日常的に口臭があるというわけではなく、唾液の量が減ることで一時的に口臭が発生してしまっているにすぎません。
また、寝起き以外にも、空腹になっている時や緊張をしている時などは、同じように唾液の分泌量が減ってしまうので、口臭が強まる傾向にあります。
これらは、「生理的口臭」と呼ばれています。
日常生活の中で水分補給をこまめに行っている人は、唾液の分泌を促すことができるので口臭がそれほど強くなりませんが、あまり水分の摂取をしない人や、水分摂取をしても一度に大量に飲むだけでこまめに摂取しない人などは口臭が強まる傾向にあるのです。
③不十分な歯磨き
前述したような口臭の原因となる飲食物を食べた際はもちろんですが、一般的な飲食物であっても歯磨きが不十分では強い口臭の原因となってしまいます。
歯磨きが不十分で歯の隙間に食べカスが残っている場合や、歯磨き自体を忘れて寝てしまった後などは、かなり強い口臭となります。
また、歯だけでなく、舌も同じように口臭の原因となります。
鏡で舌を見た時に、白いコケのような物がびっしりと付いている場合は、細菌が増殖している証拠です。
これは、「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる症状です。
歯磨きをする際に舌も同じように磨くことで綺麗に取り除くことができます。
④女性ホルモン
口臭で悩む人はとても多いですが、そのリスクは男性よりも女性の方が多いと言われています。
その大きな要因となっているのが、「女性ホルモン」です。
これは、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が唾液の分泌と大きく関わっているからなのです。
女性ホルモンが乱れやすい妊娠時や月経時、思春期、更年期などには口臭が強まってしまう可能性があるのです。
また、女性に多い「便秘」も便から発生するガスなどによって口臭が強まることがあります。
⑤虫歯や歯周病
口臭は、口内の環境によっても大きく左右されます。
特に虫歯になっている歯がある場合には、口臭になりやすい状況だと言えます。
虫歯が進行することで歯の神経が腐敗することで起こります。
また、虫歯菌が歯の神経に入り込むことによって化膿し、強い口臭を生んでしまうこともあります。
そして、虫歯になった箇所は穴が開いた状態になることから、食べかすが溜まりやすい環境となってしまうのも口臭の原因となります。
歯周病になっている場合、その原因菌が揮発性硫黄化合物のガスを放出するので、強い口臭となります。
⑥胃腸の不調
胃腸の調子が悪いと口が臭くなるということを聴いたことがある人も多いかと思います。
しかし、実は胃腸のニオイが逆流して口から臭うということは可能性としては低かったりします。
これは、胃と口の間に「噴門(ふんもん)」著呼ばれる弁があるからです。
ただし、胃腸の不調によって違うルートによって口臭が発生する可能性があります。
それが「肺からのニオイ」なのです。
胃腸の不調によって消化不良になると、体内で発酵し悪臭物質が血液に溶け込み肺からの息に交じり口から出ます。
この肺からのニオイが口臭の原因となるわけです。
まとめ
今回は、「口臭の原因となる6つのポイント」について解説してきました。
・飲食物による原因
・生理的な原因
・不十分な歯磨き
・女性ホルモン
・虫歯や歯周病
・胃腸の不調
このように、口臭と言ってもその原因はさまざまであるということがお分かりいただけたかと思います。
周囲の人に不快感を与えない為にも、これらのポイントをしっかりと注意しながら日常生活を送るようにしましょう。